F1は先月2014年のシーズンが終わりました。
今シーズンも色々ありましたが個人的な総評をしたいと思います。
印象に残ったことから順に書いていきたいと思います。
①ハミルトンが2度目のワールドチャンピオン獲得
まずは今年の顔であるハミルトン。
ハミルトンは一発の速さは超一流だが、レースでは荒い運転が目立つという印象でした。
しかし、今年は全然違いましたね。
レースでの冷静さ、ミスをしない、抜くタイミング、すべてがパーフェクトでした。
予選でロズベルグに負けてもレースで勝つ冷静さが今年はありました。
また、レース外でも多くを語らず、相手を攻撃することが少なかったですね。
速さと冷静さを身につけたハミルトンに敵なしって感じがしました。
2008年以来のチャンピオン獲得おめでとうございます。
精神的に強くなり成熟したドライバーになりました。
②ベッテルの電撃移籍
2010年から2013年までの4連覇したレッドブルからフェラーリへの移籍を発表。
フェラーリは2007年にライコネンがチャンピオンになってからタイトルを取れていないです。
毎年マシンの開発に苦しんでいる状況です。
ベッテルの加入で飛躍的にマシンが良くなるとは考えにくく、代表もコロコロと変わってしまい一貫性がないように感じてしまいます。
そのため、ベッテルのフェラーリ移籍は失敗に終わる可能性が高いように思えてしまいます。
今後、どのような結果になるか楽しみですね。
まずは2015年に1勝できるかが注目です。
③リカルドの才能開花
今年、飛躍的に伸びたドライバーの一人であるリカルド。
2014年にハミルトンとロズベルグ以外で優勝したのはレッドブルのリカルドだけでした。
非力なルノーエンジンを巧みに扱い、魔法のようにトップ争いをしていました。
チームメイトの4連覇チャンピオンであるベッテルも歯が立たない感じでしたね。
去年、ウェーバーに変わってリカルドがトロロッソから昇格すると聞いたときは「リカルド~大丈夫かぁ」なんて思っていたのを誤らないといけないです。
来年もリカルドの魔法がみたいですね^^
④名門ウイリアムズの復活
名門チームであるウイリアムズが今年いい結果を残し復活しました。
今年からメルセデスエンジンを乗せ躍進しました。
特にF1二年目のボッタス!
ミスが少ないドライビングで、冷静な判断でのオーバーテイクはあっぱれでした。
あとはいつ初優勝するかが気になる所です。
マッサは前半なかなか波に乗れなかったですが後半は絶好調でしたね。
終盤活躍して来年の契約を勝ち取る!
これがマッサクオリティですね(笑)
長年F1に居続ける秘訣です(笑)
今年はイタリアの酒造メーカーである「マルティーニ」をメインスポンサーにし、お金がまぁまぁ潤沢にあったのも成功の秘訣ですね。
ただ、F1におけるお酒メーカーの風当りは悪く、いつお酒広告が禁止になってもおかしくないため盤石とはいかなさそうです。
⑤ビアンキ、鈴鹿でクラッシュ。意識不明。
マルシャのビアンキが鈴鹿サーキットでクラッシュ。
未だ意識不明の昏睡状態みたいです。
コースオフしリタイアしたスーティルのマシンを撤去しようとしていた重機に突っ込んでしまいました。
重機の下をマシンが通過する形になり頭部を強く損傷した模様です。
私はF1が300kmで走るスポーツである以上、このような危険は必ずあるのだと思います。
私は誰が悪いというのではなく、ただ運が悪かったとしか言いようがないように感じました。
ビアンキのいち早い回復を祈るばかりです。
⑥マルシャ消滅、ケータハム存続危機
下位の2チームが財政悪化を理由にGPに出られない状態となってしまいました。
マルシャは消滅してしまい、ケータハムは最終戦走行しましたが未だ来シーズンの買い手は見つからない状況。
アメリカGPとブラジルGPは18台の走行となりました。
率直な感想はスタートの台数が少ないとこれほどまでにさみしいのかと思いました。迫力が無いように感じました。
今年はF1でレースをすることの難しさを思い知らされた一年だったように感じます。
⑦小林可夢偉F1ラストランか!?
今年の最終戦であるアブダビGPがもしかしたら可夢偉君のラストランになってしまうかもしれません。
個人的には可夢偉君はすごい才能あふれるドライバーだと思っています。
給料ゼロなので「可夢偉はペイドライバー」なんて言われ方もしますが私はそうは思いません。
ペイドライバーとは技量が無いにもかかわらずお金でシートを買ったドライバーだと思っています。
可夢偉はお金の援助はしていますが技量が無いとは思えません。
チームメイトのエリクソンに予選で負ける事はなかったですし、マルシャとも対等に戦えていました。
あのマシンであれほどのバトルが出来ていたのは評価されるべきだと思います。
とはいえ、現実的にはF1復帰はないでしょう…
運がなかった…これに尽きると思います。
トヨタの撤退が無ければ…ザウバーの時にペレスがいなければ…ビックチームに移籍できれば…
運がなかった…
当分日本人ドライバーは出てこないかもしれないですね。
以上が2014年度F1のまとめにしたいと思います。
来年も色々とおもしろくなりそうです。
テストが始まったら来年の展開予想を書きたいと思います。
ちなみに2014年度の展開予想はバッチリ当てましたよ~^^
メルセデス圧勝のハミルトンチャンピオン。
今年はちょっと簡単過ぎでしたけどね(笑)
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